FITT 国際貿易についてのコースを受けてみた!
学校情報
2025.01.16
今回はCanadian Collegeで国際貿易:FITT(Forum for International Trade Training)のプログラムを受講した学生さんに、授業内容やクラスの様子などを、詳しくご紹介いただきました。
1:Canadian Collegeについて
Canadian Collegeはダウンタウン中心部に位置するビジネス専門学校です。同じ建物にはCanadian College of English Language(語学学校)もあるため、語学学校から専門学校に編入する生徒が多いです。日本人スタッフの方たちも優しく、いろいろな相談に対応してくれます。校内はとてもきれいで、自動販売機や給水機、電子レンジなどの設備もそろっています。
さらには独自のカフェ&レストランまであります。週に一度、お昼にレストランに集まっていろんな人と話すアクティビテもあります。
夏の間はバンクーバーにあるほかの語学学校とサッカーの試合があり、生徒であれば誰でも参加できるため、運動としても新たな友達を作る機会としてもよかったです。
2:FITTってどんなプログラム?
FITTはForum for International Trade Trainingの略称で、カナダを拠点とした国際貿易に関する教育と資格認定を提供している非営利組織です。FITTの資格は、国際貿易の分野での専門性を証明するものとして認知されています。一言で表すと、「グローバル化の進むビジネス環境で、国際取引を成功させるための実践的なスキルと戦略を学べるコース」です。
FITTは6つの科目に分けられていて、すべて取得するとDeploma、3つ取得するとCertificateがもらえます。すべて繋がっているため、勉強していくにつれて少しずつ楽しくなります。
Canadian CollegeのFITTの先生は、教科書作成に携わるほどの方で、高校でも教えていらっしゃるわかりやすい先生です。
専門用語が多かったり、毎授業中・毎授業後に課題が出されたり、たまにプレゼンテーションの課題があったりと課題が多めで大変ですが、逆に言うとアウトプットの機会が多いため早く覚えられます。
ただ専門的な単語を覚えるだけでなく、具体的なケーススタディを用いて学習するためより実践的な知識を得られると思います。
3:クラスの雰囲気
Canadian Collegeは入学日が3か月に1回なため、タイミングによって差はありますが7~8割ほどは日本人です。そのほかは韓国、台湾、メキシコ、ブラジルからの生徒がいました。年齢層としては、大学を休学して来た人、大学卒業後に来た人、会社で数年勤めてから来た人がほとんどなため20代が多いイメージです。
基本的には教科書にそって授業が進みます。ノートパソコンを使って授業をするため、YouTubeなど関係ないものを開いてさぼる人も実際いますが、授業内容が簡単ではないためすぐにおいていかれてしまう印象です。
また、一コマ3時間と長く、途中で休憩はありますが集中力を保つのも大変なのでコーヒーを飲みながら授業を受ける人が多く見られます。
授業1時間半→休憩20分→授業30分→授業課題を提出次第自由、というような感じです。
まとめ
たしかにFITTのコースは日本人が多いですが、Canadian Collegeはただのビジネス専門学校ではなく語学学校も併設されているため、色々な国の生徒と友達になれる機会がある学校だと感じます。より実践的な知識を得られるため、国際貿易関連のお仕事につきたい人、それらの知識を今後のキャリアに生かしたい人には強くおすすめです。
日本人スタッフの方たちのサポートも手厚く、実際自分も何回も相談にのってもらいました。
半年のコースを経て、FITTのコース、Canadian Collegeを選んでよかったと思います。