ではまず初めにカバーレターを作成します。カバーレターは履歴書と同時に送る挨拶文のようなもので、自分の良さをアピールする場所です。履歴書より先に読まれるケースが多く、文章やレイアウトのセンスなども試されます。(※A4サイズ紙1枚にまとめることが条件となります。)
但しアルバイトの場合には、指定がない限り、カバーレターを用意する必要はありません。
①名前、住所、電話番号などを記入します。
②カバーレターを書いた日にち、担当者の名前、担当者のポジション、会社の名前、会社の住所を記入します。
③そして本文です。
→書き出しは応募経緯、希望のポジション、志望動機などを記入します。
→本文には意欲、自己適性能力、長所、経験などのアピールポイントを記入します。
→最後に面接の依頼とカバーレターを読んで下さった事への感謝の意を記入します。
カバーレターの次は履歴書を作成します。履歴書のスタイルには「Reverse Chronological Resume」「Functional Resume」「Hybrid Resume」の3種類があります。「Reverse Chronological Resume」では、新しい職歴から古い職歴を順に書いていきます。「Functional Resume」では、スキルや能力ごとに分けて書いていきます。そして「Hybrid Resume」では両方をうまく取り入れて書いていきます。
ここでは「Hybrid Resume」の例を紹介します。
①まず「Personal Information」の欄に、名前、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスの記入をします。
→カナダで生年月日の記載をする時には(日/月/年)という順番で記入をするため注意して下さい。
②次に「Work Experience」の欄に職歴を記入します。
→新しい職歴から古い職歴を記入していくので注意して下さい。
→職種、業務内容を完結に記入して下さい。
③学歴を記入します。
→その他の項目と同様に、新しい学歴から古い学歴の順で書いて下さい。
→学校での専攻学科、学科の中の各科目、科目ごとの成績などを記入すると有利になる場合もあります。
④運転免許書、税理士資格、IELTS、英検等、ワード、エクセル、フォトショップ、インデザインなど、
資格やスキルの記入をします。運転免許の種類、TOEICや英検で取得した点数なども記入して下さい。
※Resumeは一般的に1~2ページで簡潔に作成をし、A4サイズ又はLetterサイズの大きさで作成します。
※また企業と関連のある内容を過去10~15年以内で記入します。
カナダでは基本的にカバーレターと履歴書を、企業の担当者宛にE-Mailで添付送信します。
場合によってはプリントアウトをし、直接手渡しに行く事もありますが、良く募集要項をご確認下さい。
①E-Mailで送る場合:件名には「Application for ○○○(自分が応募する役職名)」または「Market Research as an internship」などの役職名を記入し添付送信します。
②直接渡しに行く場合:封筒やクリアファイルなどに入れ、折り目がつかないように持って行きましょう。
Copyright © DEOW Education Canada, Inc all rights reserved.