カナダワーホリ前に、日本で準備すべきこと

カナダのワーキングホリデーでは、最長で1年間カナダに滞在することができます。長期間日本を離れることになりますので、国内で必要な手続きなどをきちんと済ませ、しっかりと計画を立てて準備を進めましょう！

1. お金・カードの準備

バンクーバーはキャッシュレス化が進んでおり、また安全性を考慮し現金をあまり持ち歩かない方もたくさんいます。ほとんどのお店やレストランでクレジットカードやデビットカードが使えますので、日本で準備しておくと便利です。またキャッシュパスポートというプリペイド式のカードも日本で簡単に作成できますので、一枚持っておくと便利かもしれません。また銀行やプランによっては、現地で銀行口座を作り、クレジットカードを発行することも可能です。

2. 海外旅行保険の加入

留学先では何が起こるか分かりません。 突然病気や事故にあったり、トラブルに遭遇したり、場合によってはあなたが加害者になってしまう！ということあるかもしれません。また日本で生命保険や医療保険に加入していても、プランによって負担額や対象が異なるため、すでにご加入いただいている生命保険や医療保険の保険金では足りないということも十分に考えられます。そのため、渡航前に必ず保険に加入しましょう。何も起こらないことがベストですが、日本の海外旅行保険に加入することで、治療費だけでなく、盗難やひったくりなどに遭った場合も、保険で一部カバーされるという安心要素にもなります。またバンクーバーには、日本語での対応が可能なクリニックがあり、通訳の費用も保険でカバーされるので、英語に不安があるという方でも安心です。※補償内容はプランによって異なりますので、詳細は各保険会社にご確認下さい。また費用を抑えたいという方は、補償は治療費に限定されますが、現地の医療保険に加入頂くことも可能です。

3. 滞在先の確保

バンクーバーでの滞在方法は、ホームステイや学生寮、シェアハウスなどがあります。ホームステイや学生寮は、渡航前にお申し込みをしておけば滞在先を確保できますので安心です。一方シェアハウスは、ご自身でインターネットの掲示板やお友達からの紹介などでお部屋を探すことになります。良さそうなお部屋があったら、大家さんに連絡を取り、見学のアポイントメントを取ります。見学後、お互い条件があえば契約となります。また契約時には、デポジット（日本の敷金と同様の預り金）を支払います。デポジットは退出時にお部屋に破損などが無ければ返金されますので、可能な限りレシートをもらいましょう。なおシェアハウスの契約は到着後、実際にお部屋を確認してからの方が安心のため、初めの数か月はホームステイや学生寮に滞在しながら、シェアハウスを探すという方法をおすすめします。

4. 航空券の購入

渡航が近くなると航空券の値段も上がることが多いので、ご渡航日が確定したら早めに購入しましょう。またワーキングホリデーで滞在する場合でも、往復の航空券（オープンチケット：帰りの日付が変更可能なチケット）を購入しておくと入国がスムーズです。入国の際に、片道の航空券しか持っていないと、帰りの航空券を購入できる資金があるか尋ねられる可能性があります。もちろん、日本の銀行口座の残高証明書を準備していれば問題はありませんが、往復の航空券があれば入国審査で多くの質問を受ける可能性は低くなります。

5. 在留届の提出（渡航後）

こちらは出発前ではなく、到着直後に手続きが必要となります。在留届は安否確認のもととなり、提出すると、テロなどの注意喚起のメールが届いたり、ご自身に万が一のことがあったとき、登録しておいた緊急連絡先に連絡が届くため、とても重要な届け出となります。オンラインで手続きが可能で、IDとパスワードの設定が必要となります。ワーキングホリデーでの滞在終了後、帰国届を出す際もこのIDとパスワードが必要となりますので、メモで記録をしておくか、スクリーンショットで残しておくことをおすすめします。