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コロナ禍でも留学をあきらめない！公立カレッジに進学！
| 名前 | みきさん |
|---|---|
| 学校 | Douglas College |
| 期間 | 2021年8月～2022年8月 |
- コロナ禍でバンクーバーへの留学を決意した理由を教えてください。
- 元々は2020年夏頃の渡航を目標に、コロナが拡大する前の2019年秋から留学準備を始めていました。学生ビザ申請の為に必要な書類が全て揃い、ビザ申請をする目前で新型コロナウイルスが流行し、現地の大学(Douglas College）の授業も全てオンラインに切り替わってしまいました。しかし、どうしても海外留学を諦めきれなかったため、また、対面授業にもこだわったため、渡航時期を1年延長してバンクーバーへ渡航しました。
- この時期に留学することに不安はありませんでしたか？
- とても不安でした。コロナ禍の終息が全く見えなかった為、出発直前まで「また感染が拡大しないか？」「国境が封鎖されないか？」と不安でした。そして無事に出国・入国できるよう、出発まで体調を整えることに大変気を遣いました。また、コロナ禍で留学を断念した人が多いと聞いたため、友達は出来るのか、という不安も大きかったです。
- 日本とバンクーバーそれぞれの空港、機内の様子はどうでしたか？
- 日本の空港(関西空港及び成田空港)は閑散としていました。残念ながら空港内の多くの飲食店やお土産屋さんが閉まっていた為、海外旅行へ行く時の空港でのワクワク感は一切無かったです…。バンクーバー行きの機内はほぼ満員でした。(コロナ禍で日本へ一時帰国し、バンクーバーへ戻る日本人留学生が多かったように見受けられました。) YVR空港では他の到着便と重なった為、税関申告やPassport Controlで少し待ちました(約40分)。学生ビザの受け取りには約2時間並びました。その後、ランダムPCR検査が実施されていましたが、私は免除になった為、ビザ受領後はすぐにYVRを出ることができました。
- 実際にバンクーバーに到着して感じたことを教えてください。
- バンクーバーはとても過ごしやすい場所だと感じました。気候については日本ほど湿度が高くなく、夏は日照時間も長いので、サイクリングやビーチで日光浴をしている人が多いです。また、私は大阪で勤務していたのですが、ダウンタウンの高層ビルの雰囲気は、少し大阪に似ているように感じました。カナダには多くの移民が暮らしているので、様々な国のレストランがあり、またアジア系スーパーも多いので、食には困らないと思います。
- 学校の様子とご感想をお聞かせください。
- Douglas Collegeのキャンパスは主に2か所あり、New WestminsterとCoquitlamにあります。私はビジネス系を専攻していたので、授業の全てがNew Westminsterのキャンパスでした。どちらのキャンパスも、Student Union主催の学生交流イベント、ゲーム大会、映画観賞会、ピザパーティーなどが頻繁に行われています。Douglas Collegeにいる学生のほとんどが留学生です。特にインドからの留学生が多く、ブラジルやフィリピン、ベトナム、ロシア、メキシコからの留学生も多くいます。
授業については、ほぼ全クラスが対面授業に戻っています。また、ほとんどのクラスでグループワークがあります。いろんな留学生と一緒にレポートやプレゼンを行いましたが、授業の内容だけでなく、価値観や文化の違いも経験することができ、とても内容の濃い学びとなりました。多くの先生が、授業中に気軽に質問ができる雰囲気を作って下さいました。中には、授業終わりに1時間程教室に残って質問に答えて下さる先生もいました。長年の社会人経験を経て教壇に立っている先生が多かった為、教科書の内容だけでなく、実際にビジネスで通用する知識や知っておくべきことなども教えて下さいました。予習・復習を行わないと次の授業の内容が理解できないので、授業後はクラスメイトと図書館で一緒に勉強することが多かったです。
- 普段の生活について（休日の過ごし方やアルバイトなど）教えてください。
- 休日は近所をランニングしたり、カフェで勉強したり、少し遠出したり(White RockやStevestonなど)、出来るだけバンクーバーを楽しむようにしていました。4月にはVancouver Sun Runというイベントにも参加し、バンクーバー市内を10km完走しました。また、長期休暇を利用してWhistlerやSquamishにも行きました。特にSquamish にあるSea to Sky Gondolaから見える景色がとても奇麗で、バンクーバーとは少し違う雰囲気を楽しめるので、3連休はSquamishによく行っていました。
- 本来の留学計画とズレはありますか？
- 事前の留学計画とあまり差異はありませんでした。留学を決意した時に、「何を学びたいのか」をまず明確にし、それに沿った学校・プログラム選びをしていたので、ほぼ計画通りの留学生活を送ることができました。ただ、急激な円安は予想外だった為、金銭面では計画通りにいきませんでした…(出発時の2021年8月は1CAD=約88円でしたが、2022年7月の時点で1CAD=約105円まで円安になりました)。
- この時期に留学をして良かったこと、悪かったことを教えてください。
- 良かったことは、周囲に気付かれずにこっそりシャドーイングできたことです(笑) マスクを常に着用していたので、授業中の先生の発言をシャドーイングしていました。
悪かったことは、バンクーバー到着時はまだコロナの影響でイベントの人数制限等があった為、友達作りに苦労したことです。大学でも新入生向けの交流イベントが行われましたが、オンライン開催だったり、人数を大幅に制限していたりしたので、実際に人と知り会う機会が少なかったです。まずはクラスメイトと仲良くなり、そこから友達を紹介してもらう等して、交流の幅を徐々に広げました。
- バンクーバー留学センターを利用したきっかけとご感想をお聞かせください。
- カナダへの留学を決めた際に、ネット検索でバンクーバー留学センターを見つけました。日本だけでなく、現地でのサポートもして頂ける留学エージェントを探していたのと、なにより、HPから問い合わせた際の返信の速さに好印象を持ち、バンクーバー留学センターを利用することに決めました。担当者の方もカナダでの留学経験がおありで、いろんな体験談を聞くことが出来たのも、バンクーバー留学センターに決めた理由の1つです。また、私がカナダで何を学びたいのかを一緒に真剣に考えて下さり、様々なプログラムを紹介してくださいました。コロナの影響で、入国規制や大学授業に関する情報が錯綜していましたが、その都度丁寧に連絡を頂けたので、安心して留学準備を進めることが出来ました。現地でのサポートもとても手厚く、改めて、バンクーバー留学センターを利用して良かったと感じました。
- これから留学をお考えの方に一言お願いします。
- バンクーバーには多くの移民が住んでいて、まさに多国籍社会です。いろんな価値観を持った人に出会えるので、留学するには最適な場所だと思います。正直、留学生活は楽しいことばかりでなく、苦労することもあります。しかし日本では経験できないことだと考えれば、何事もプラスに変わると思います。留学費用も安くはないので、留学しようか私もかなり迷いましたが、今ではバンクーバーへ留学して本当に良かったと感じています。一度きりの人生なので、悔いが残らないようにして下さい。
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