| 名前 | Aさん |
|---|---|
| 学校 | ILAC + Capilano University |
| 期間 | ILAC:2017年4月-2017年12月 + Capilano University:2018年12月-2019年9月 |
| ビザ | 学生ビザ |
無事バンクーバーに到着し、エージェントに手配して頂いた送迎でホームステイ先へと向かいました。私のホストファミリーは高齢のご夫婦で、とても優しく気さくな方達でした。同じステイ先にもう1人同じ語学学校に通うコロンビア人の生徒がいたのですが、その方もとてもフレンドリーですぐに仲良くなれました。到着の翌日が学校のオリエンテーションになっており、レベル分けのテストを受けました。ILACは生徒の英語力に合わせて細かくレベル分けされており、さらに一般英語コース、ビジネス英語コース、IELTSコースなど目的に合わせた様々なコースも設けてあります。私は全17レベルのうちの8レベルからスタートしました。
私のクラスにも何人か日本人の方はいましたが、私はなるべく他の国籍の子と話をするように心がけました。ほとんどの語学学校にはイングリッシュオンリーポリシーがあり、英語以外の言語で話していると先生から注意をされます。日頃から英語を使う意識をすることがとても大事なので、たとえ日本人同士でも英語で話すことを心掛けると上達は早いと思います。ILACでは2週間毎にレベルチェックのテストがあり、合格点を取ると上のレベルに上がります。私は毎月1つずつレベルアップしていき、レベル10になった際に一般英語コースから、大学進学を目指す生徒専用のパスウェイコースに変更しました。授業内容も一般英語コースとはかなり違って、月に一回小論文の課題があり、月末にはそれを基にプレゼンテーションをします。その他にもTOEFLというテストが月末にあり、一定の点数を取らなければレベルが上がらないので、そのテスト勉強も同時に進めていく必要がありました。小論文作成、プレゼンテーションの準備、テスト対策、あとは毎日出される宿題もあったので忙しくも充実した日々を過ごしていました。忙しい毎日だからこそクラスメートとはお互いに励まし合いながら、とても良い関係を築いていけました。テストが終わった後は一緒に遊びに出かけたり行事に参加したりと、かけがえのない友達が世界中にできて、自分の大切な財産となりました。
ILACで一般英語コースからパスウェイコースに変更した時期に、大学選びも本格的に始めました。渡航前は英語力を活かせる仕事がしたいという漠然とした目標しかなかったので、自分がやりたいこと、何にやりがいを感じるのかを自分なりに考える時間を設け、その希望の職業を基に必要な知識を学べる大学に進学しようと思いました。私は前職で主に電話対応・窓口対応をしていたこともあり、人とコミュニケーションを取ることは好きで、得意でした。その他には自分の留学経験、英語力が活かせる仕事、人の役に立てる仕事はどんなものがあるだろうと熟考した結果、留学エージェントの仕事に興味を持つようになりました。私と同じように海外で大学進学を目指す方もいれば、1年間ワーキングホリデーで仕事をしてみたい方、リタイア後に留学に挑戦される方など、様々な目的やバックグラウンドを持った方がいると思います。私の経験を基に、少しでもその方達の新たな挑戦が素晴らしいものになるように手助けができれば、それが自分のやりがいに繋がるのでないかと感じました。バンクーバーに来て3か月目に、自分のやりたいことが明確になってきました。
ここでILACの進学アドバイザーと自分が利用していた留学エージェントの方に、私が留学エージェントの仕事に興味を持っている旨を伝え、大学で何を学ぶべきか相談をしました。そこからビジネス、マーケティングもしくはホスピタリティ関係を選ぶと良いのではないかとアドバイスを受け、いくつかそのコースを設けている大学をピックアップして頂きました。その中にキャピラノ大学があり、ツーリズムマネージメントのコースがあることを知りました。ツーリズムと聞くと旅行関係のみに特化したものだと思いがちですが、それ以外にもホスピタリティ、マーケティング、ヒューマンリソースなどを学べるクラスがこの1つのコースに組み込まれており、とても興味を持ちました。そしてこのキャピラノ大学はノースバンクーバーの静かで自然あふれる場所にあり、集中して勉強できる環境もとても魅力的でした。さらに2年間の就学の後、Post-Graduation Work Permitという大学卒業後にカナダで最長3年間働けるビザが申請できるということもあり、キャピラノ大学への進学を目標に勉強を進めていきました。Copyright © DEOW Education Canada, Inc all rights reserved.