一般的な中学・高校留学の流れ
ステップ1(中学2-3年時):通いたい地域や学校を選択
カナダの高校へ入学できるタイミングは、9月または2月*です。私立校はそれ以外にも学期が始まるタイミングで入学できるところもあります。私立高校は通いたい学校へ直接出願書類を提出しますが、公立校は通いたいと思っている学校を管轄している学区(教育委員会)へ出願書類を提出します。まずはどのような学校へ行きたいのかを、進路も踏まえて決めていきましょう!
*セメスター制の学校でのみ2月入学を受け付けています。
ステップ2(中学3年次):必要書類の収集と入学願書の提出
- 父親または母親と志願者本人が署名をした入学願書
- 過去2-3年間の成績証明書または通知表の原本(英文)
- 出願費用
※18歳未満の子供が一人でカナダに滞在する場合、後見人(カストディアン)の指定が必要となります。後見人は25歳以上の成人でカナダの市民権または永住権を保持していなければならず、多くの方は学区にカストディアン手配を依頼していきます。
ステップ3:出願結果
出願書類の提出後に審査結果が通知されます。早い場合は1週間以内に発表される場合もありますが、願書受付が始まった直後は審査に時間がかかる場合もあり1か月ほど結果が届かないこともあります。入学許可の通知を受け取った志願者は、学費やその他の費用を全額、教育委員会(私立校の場合は学校)宛に納入します。
ステップ4:入学許可証およびガイダンスレターの発行
正式な入学許可証を発行してもらいます。
入学許可証を受け取った志願者はカナダ移民局に就学許可証の申請をしなくてはなりません。
留学生オリエンテーションについての案内があります。
留学生のオリエンテーション参加は義務付けられており、通常は始業日の一週間前に行われます。
ステップ5:カナダ査証部へ就学許可証の申請
教育委員会(または、私立校の場合は学校)から発行してもらった書類を基に、カナダ移民局へ就学許可証の申請を行います。
ステップ6:カナダ到着
新入生対象のオリエンテーションに参加します。この時、カナダ移民局より発行された有効な就学許可証を持参します。オリエンテーションでは学校案内や生活案内の講座を受けたり、英語の学力評価テストを行います。このテスト結果を元に留学生用の英語クラスを受ける必要のある学生は、学生の英語レベルに合ったクラスを受講します。
- 高校1年生のタイミングではなく、中学3年生や高校2年生になるタイミングでのご留学も可能です。
- 転校の場合は、日本の中学・高校で得た単位の一部を移行することができる可能性があります。詳しくはお気軽にお問合せ下さい。
中学・高校留学ブリッジ(準備)プログラム
カナダ、そしてバンクーバーがあるBC州は中学生・高校生の正規留学の受け入れに積極的に力を入れていて、現地の語学学校も入学する前の中高生をサポートしています。
語学学校が開講する
ブリッジプログラムは、すぐに高校に入学するには英語力がまだ低い生徒にアカデミック英語を教えたり、現地の高校という自国とは全く違う環境に受けるカルチャーショックを和らげるためにカナダの学習文化や習慣について指導するために設計された、準備課程のことです。
ブリッジプログラムを受講することによって、生徒は高校で本科を開始する時はだいぶ精神的な余裕もできているようになり、より集中して卒業に向けて励むことができます。中学・高校の正規留学を予定している方、特に日本以外の学校に通った経験のない方はどうぞブリッジの受講も合わせてご検討ください。
ブリッジプログラム提供のお勧めの学校
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ILSCアイエルエスシー
12-17歳を対象に設計されたカリキュラムで高校進学に向けた英語の勉強をします。
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SSLCスプロケットショーランゲージカレッジ
生徒がカナダの高校という環境になじめるようにねるべくカリキュラムを作っています。
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Global Collegeグローバルカレッジ
BC州のカリキュラムの科目とアカデミック英語を学習するプログラムがあります。